政治・経済・宗教等に関するコラム | ||||
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国際政治への論評(戦争関連) 僕には理解し難いことがたくさんある。 そのひとつに、最近戦争を始めた中東の国家のことである。ただ、戦争を否定・肯定する意図で書く気はない。僕の書きたいのは「どうせやるなら徹底的に殺しあえばいいのに、どうして中途半端に殺しあうんだろう」という観点である。 イスラエルだろうがパレスチナだろうが、レバノンだろうが僕には興味のないことだ。興味沸くのは、宗教の関係で戦うのか?意地の張り合いか?それとも同じ聖書に派生する宗教同士の骨肉の争いか?と、言うような意味合いの「興味」である。 大して知識のない僕が以前から聞いているのは、イスラム教もユダヤ教・キリスト教も「聖書」から生まれたものだ・・・ということぐらいしかない。果たして、この知識が正しいのか?間違いなのかすら深く知らない。 でも、ネット上でも読むし間違いではないと思っている。 まあそれは良いにして、とにかく聖書から派生した宗教団体は戦争が好きなようだ。昔「十字軍」というのがあったらしいが「100年戦争」というのもやったらしい。 人間とは、とにかく戦争が大好きな生き物である・・・そう思わざるを得ない。宗教に関係しようが経済関係にしようが、長年の恨みにしようが単なる利権だろうが。 とにかく殺しあうのが好き!だが、獣と人間が呼んでいる動物たちはどうだろうか?人間は動物を獣と呼び「人間より劣る」と決め付け蔑んでいるようだが、僕の考えでは絶対的に動物の方が賢いし、絶対的に多くの種が大昔から生き残ってきている。 それを真面目に考えると、人間とは「如何にも愚かしい動物以下の生き物」ではないか?と思えるんだが! 例えば、最近ミサイル発射実験を行った「北朝鮮」と隣国・兄弟国の韓国を考えれば面白い。 北はデモンストレーションと軍部の鼓舞を狙ったらしい・・・と聞いているが、ミサイルが売れて儲かるのは結構だが、ミサイル発射に伴って世界中の国家から色々と詮索され、日米・欧州・アジア諸国・アフリカあたりでも相当な批判や中傷を受けていると思うんだが・・・。 またアメリカが行っている制裁の解除を求めているとも聞くが、効果があったのだろうか?将来に効果が出てくるのだろうか?日本政府も何らかの制裁が必要といって、色々画策しているようだが行き過ぎた制裁は問題を大きくするのではないか?という懸念を示す人たちもいるようだ。 僕が非常に強い興味を引かれるのは、北とか韓国とかアメリカではなくわが国日本政府がいかなる対応をこれから取っていこうとするのか?その一点に限られている。 最近では次期首相候補として「タカ派的?右派的?北朝鮮強硬派?民族主義的思想?」を持ち合わせているらしい安倍氏が本命と言われているらしいが、彼は本当に前評判通りの人格を備えているのか?またそれに相応しい思想の持ち主なのか? 誰にでも説明できる政治哲学を持ち合わせているのか? ??僕の見た阿部氏には疑問符がたくさん付くんだが、どうも世間では僕のような評価はしていないらしい・・・としか言えない。 以前の一部報道によると、阿部氏には右翼団体からの政治献金があるらしい。それも一因となって強硬派的?民族主義的発言を繰り返していると映るんだが・・・。 靖国参拝を繰り返す政治家たちが少なくとも幾らかの政治献金を遺族会から受けていると僕は思い続けている。でなければ、どのような理由があって問題の多い靖国に参拝するのか?特に小泉氏の場合は・・・。 今では遺族会も会員が高年齢になりどんどん減っているはずである。それに比例して遺族会の影響力も落ちているはずだが、それを維持させようと思えば参拝しかないのだろう。 また別な側面から見れば、国粋主義者や民族主義者と言われる活動家たちから見れば、参拝する政治家には悪い印象は持たないとも言えるのではないだろうか。 それが北朝鮮ミサイル発射などにより、尚一層先鋭化してきたのではないだろうか。国内の危機感を煽れば一部は民族主義的・排他的思想になって行っても何ら不思議ではない。 つまり外圧(ミサイル発射)を利用して自衛隊の国軍化、憲法改正、日米安保なしでも国家を守れる体制作り・・・という絵図を描き実現させようと画策しているのではないか? その表舞台の中心人物に阿部氏がなろうとしているのではないのか?若しくはやらされているのかもしれない。そして阿部氏の後ろ盾は誰なのか?金銭的・思想的後ろ盾は一体誰なんだろうか? そういう観点から考えると、阿部氏が自分の考えでやっているとは到底思えない。思想家と財政面を支える人達の大いなるバックアップを受けているに違いないと思える。 だが、この手の情報はまだネット上では読めない状況ではないのか?ひょっとすると一部週刊誌には載ったかもしれないが、僕は最近貧乏で週刊誌すら買えない状況なのでまったく分からないが。 国際政治とはこのようにとっても面白いものである。イランを舞台にした、北朝鮮を舞台にした、イスラエルを舞台にした・・・色々な舞台設定があるにも関わらず、人間が考え行うことには法則のようなものがあるように思う。 利権がらみ、宗教思想、恨み、経済的理由などその程度しかないものの中で戦争が行われ罪のない、関係のない一般人が大勢犠牲になっていく。 だが、それもこれもすべて運命なのだ。 避けることも逃げることもできない運命なのだ。運命に逆らい危険から遠ざかりたければいち早く逃げ出すことである。例え家族を置き去りにしてでも。 それくらいしか自分だけが生き残れる道はないように思えるが違うだろうか? 人間はおろかな生き物であり、計算高いように見えて実は全然そうではない下らない生き物である。そう悟ってしまえば楽なんだろうが、自分だけは違う・わが国家だけは違うと思い始めたときから歯車は狂い始める。 運命とはそういうものではないのだろうか? 政治にしろ、経済活動にしろ、人間付き合いにしろ、家族関係にしろ、基本・根本はすべて同じではないのだろうか? と、ここらで終わりにしないと何時までも何処までも描き続けなくてはいけなくなるので、ここいらで一旦終わりにする。 06年07月25日 火曜日 4:26:04 |