「大紀元 日本」の記事を読んで・・・ 最近余りコラム・文章を書かずもっぱら色々な画像や動画を探していた。それには特別な理由はないのだが、何だか書き続けていると、時々飽きてくる性分で困ったものだと自分でも思ってはいた。 コラム掲載サイト・・・などと言って登録してあるのに一向にコラムページが増えて行ってなかった。ところが、暇つぶしに色んな語句でググっている内にひょんなことから「大紀元」というWEBサイトに辿り着くことになった。 僕は前知識は一切なしで「大紀元」に行ったので、偏見も一切持たずに書かれている記事や写真、または動画なども見聞きし始めた。僕は元来「怖いもの見たさ」という性格を持ち合わせていないので、至極平凡な見出しの記事だけを普通の新聞記事を読む感覚で読み続けていた。 そして数時間・・・12時間ほど掛けて色々読んでいる内に「法輪功」とか「中共」などというほとんど知らない語句を何度も目にするので、一体このサイトは何なんだろう?と思い始めた。 中共が中国共産党という意味などと知る由もなかったが、否応なしにそれらの意味するものを理解し始めることになって行った。そして「法輪功」という語句については・・・かなり前に中国で迫害の対象になった・・・と言う程度の知識しかなかった。 法輪功→オウム真理教→邪悪なカルト集団→迫害・・・などと思う程度だった。その程度の知識しかなかったからこそ、サイト内の記事を読めば読むほど・・・・中国政府の言い分と法輪功の言い分とどちらが本当なんだろう?と、疑問になり始めた。 まぁ僕にとってはどうでも良いことなので、興味本位→読むだけ→朝日新聞程度の信憑性だろう・・・だった。 しかし、時間が経てば経つほどに興味本位から調査対象になっていく。そして、こうなればメインと思われる記事や音声そして動画も徹底的に読んで、聞いて、観てみようと思い始める。 ここまで来ると時間を忘れ、食べることも忘れ、寝ることも忘れ、飲むことも忘れ、トイレすら我慢して読み耽った。そして背筋も凍るような動画や写真を目にするようになって始めて、単なるカルト集団といっている中国政府の言い分に大きな疑問があると確信めいたものを感じた。 その理由は・・・・というと まず不思議でしょうがないのが、たかが一個の集団を特定の時期から徹底的に迫害し弾圧し、不当逮捕・強制収用・強制労働・生きたまま臓器摘出で売買・・・この経過状況を見ていくと・・・片方が正しくて片方が絶対悪で・・・という図式には余りにも無理がありすぎる。 皆さんそうは思いませんか。 例えれば・・・オウム真理教が日本政府の脅威になり始めた途端に、不当逮捕→強制収用→強制労働→拷問→生きたまま臓器摘出→売買して暴利を貪る・・・となったら簡単に分かるだろう。 日本のメディアがそんなことに気付いたら、数年間は記事に事欠かないだろうし、国民からは非難轟々そして世界中から避難の的にされ、日本製品の不買運動が世界中で巻き起こるだろう。 つまり、中国政府の脅威になったのではなく 「法輪功が政府の力が及ばなくなるほど成長し、悪さも働かず一生懸命生きるだけの集団でありながら、会員数が飛躍的に伸び始めた」となったとしたら、どうだろうか? 色んな記事を読むと中国の共産党員よりも法輪功のメンバーの方が多数を占めるようになっていって、共産党が考える、行おうとしている悪辣な政治・政策を展開するたびに法輪功から反対の強いメッセージが発せられたとしたら、そうなれば弾圧・迫害・不法団体と認定してしまうしかないだろうと、僕は考える。 そうなれば、法輪功のメンバーでもある程度学識があって金のある人々は海外に亡命するだろうし、亡命しなくても海外出張した時にでも中国に帰らなければいい訳だ。 だが、メンバーのほとんどは一般大衆だろうから中国内で生きていかなければいけない。逃げ出せない大衆は、不当逮捕に怯えながらでも修練を続けていたと書いてあったが、それほどまでしても脱退しないのだから、相当な拷問を受けても口を割ったり脱退するとは言わないだろう。 そうして、益々共産党の弾圧・迫害がエスカレートして行き、全世界で臓器移植のビジネスはかなり魅力ある市場だと分かり、収容しているメンバーから臓器を摘出しては世界中に売りさばき始めたのだろう。 考えれば分かることだが、余程物好きでないと家族の死体を切り刻んでまで他人の命を救おうとは思わない。それが普通であり臓器提供者たちは、人間としての価値観が僕たちとはかなり違っているはずである。 ここに書き連ねたような複雑な事情が絡みあって、大紀元に書かれているような世界を震撼させる出来事が毎日起こっているのだろう。 そして、僕は思う。 中国共産党は党員の脱党がものすごい勢いで進み始めている・・・らしい。大紀元ばかりが書いている訳ではなく、色々なところで言われている。つまり、中国共産党は法輪功を迫害・弾圧したことで致命的なダメージを受け続けているということになる。 日本人は元来「仏」の精神を持っているので、死んだら悪人も善人も平等だ、と体に染み付いている。しかし、大部分の国家・地域ではそうではないらしく中国にも日本のような精神性は無いらしい。 そうなると、時の政府に迫害・弾圧されるには、それ相応の理由が法輪功側にもあるだろう・・・と大衆は感じてしまう。それが、共産党の狙いの一つなんだろうが、物差しで計るように上手く事が進まないのが世の常だし、時代が変われば大衆の心も多少は変わってしまう可能性もあるだろう。 よしんば、共産党の考え通りにことが進んだとしてもいずれ時代が変われば「真実が明かされる」と思える。その顕著な例が共産国家では時々あるではないか。 生前悪人と呼ばれた政治家の名誉回復を公表する会見があるではないか。ソ連でも、中国でも昔あった。 ケ小平がそうではないか、彼は毛沢東の時代に失脚したが後にトップまで登りつめたではないか。何故手の平を返したように出来るのか?共産党国家の最大の特徴は「粛清・迫害・弾圧」なのにも関わらず、ケ小平は最高位にまで返り咲いてしまった。 つまり、現在の法輪功が中国の大衆にどれ程、酷い集団と思われていたとしても時代が変わり、犯罪を犯していなければきっと返り咲けるだろう。また中国の人民も政治も認めてしまうだろう。 そういう「サイクル」に気付いていないのが現在の中国共産党であり、共産党の思惑通りに動かされている連中もひとり、またひとりと気付き始めるだろう。 もしも、そうなる時がやってきた時には・・・ 「やっぱり共産党はおかしいと思っていたよ!」 と、大衆も共産党に反旗を翻すだろう。 憲法・法律がありながら共産党自らが法を無視し続ける現状では中国の将来には重く暗雲がのしかかっている。 それを揶揄するジャーナリストやメディアもたくさんあるし、世界中の識者の中にも「北京オリンピックはボイコットした方がいいのではないか」と、言わせ始めている。中国共産党が言わせているのである。世界を敵に回して・・・。 数千万とも言われる法輪功の学習者を迫害・弾圧していることが、中国共産党の未来に暗雲をもたらしている。自ら蒔いた種で・・・。 しかし、13億といわれる中国の人口から考えると数千万を弾圧するというのは、本当は理に叶っていないように感じる。 そこには順調に利益を上げている臓器売買や、不正な取引、または共産党員の国家反逆的な私利私欲に基づいた利権漁りがあるのだろう。また公務員の汚職や金の持ち逃げなどもたくさんあるのだろう。 それには共産党が官僚たちを如何に統制できていないかを如実に物語っている。政府の幹部は甘い汁を吸っているのに何故俺達は甘い汁を吸えないんだ?となっているんだろう。 そうして金に眼が眩んだ売国奴たちは一斉に悪事に手を染め始めているのだろう。それが中国全土に広まっているし、大衆も気付き始めてきた。そうして大衆の目を逸らす意味でも法輪功や反日が有効に使われているのだろう。 そして、余りにも行き過ぎたことに気付いている連中は亡命し始めている・・・のだろう。悪徳・悪人が出世して真面目な善人が一向に出世せず、賃金も上がらない。 これらの悪循環が北京オリンピックの頃にどのようになっているのか? そこに一番興味が沸く。 最後に・・・ 人間とは獣に劣る生き物である、それにいち早く気付き争いごとを避けて生きる、それが生物の根本であり争いを好む輩は獣以下である。 何故なら虎もライオンも狼も必要以上には敵を作らないし、弱い奴を殺そうとはしない。この・・・たったこの一点だけで人間の愚かさが分かる。 全世界の生きている者たちはすべてが、この一点に気付くべきである。 如月 次郎 2006/09/20 15:43:22 |