新唐人日本のニュースより「中国の三峡ダム問題特集記事三本」 管理人論評 ページ先頭 INDEX

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新唐人日本
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専門家:マグニチュード6の地震が三峡地域に災難をもたらす

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06/11/11 09:19【新唐人日本】

 中国三峡ダムの貯水による地震発生の問題が再度重視されています。現在ダムの貯水量はすでに156mに達し、最近一カ月間で観測された地震は145回に達しました。湖北省随州市三梨岡付近では、10月末にマグニチュ−ド4以上の地震が連続して2回発生しました。これは20年来湖北省で発生した最も大きい地震です。11月4日、随州市民は当社記者の取材を受け、地震による地元民の心理的圧力が大きくなったと言いました。一方、水利専門家は、三峡地域でマグニチュ−ド6以上の地震が発生すれば、たくさんの死者が出るだろうと指摘しました。

 湖北省随州市三梨岡付近では10月27日、28日の二日間にマグニチュ−ド4以上の地震が連続して発生し、土で作られた家がたくさん倒れ、襄樊、荊州、宜昌、武漢などの地域でも地震を感じました。湖北省随州の住民は11月4日、記者に次のように話しました。

 住民「一部の家はひびが入っています。大きい地震は起きないで欲しいです」。

 三峡本社の職員・曹広晶氏は、三峡ダムはマグニチュ−ド7の地震に耐えられるように設計したので、普通の地震はダムにあまり影響がないと言いました。

 しかし、水利専門家の王維絡氏は次のように指摘しました。

 王維絡氏「問題は三峡ダム自体が地震に耐えられるかどうかではなく、地震がこの地域の住民、建物に与える影響です。ダムはただその一部に過ぎません」。

 王維絡氏の話によると、世界最大の地震がインドと広東でそれぞれ一回発生し、マグニチュ−ド6以上に達しました。この二つの地域では、かつて地震が起きた記録がなく、専門家達はダムの貯水が原因だと考えています。一方、長江三峡ダムの貯水が2003年に135mに達してから、ダム周辺の観測所で観測された地震は千回を超えました。貯水が156mに達してから、一カ月内に発生した地震は145回に達しました。三峡ダムの貯水量はまだ増えていきますが、貯水量が多ければ圧力も大きくなり、地震発生の可能性ももっと高くなります。しかし、中共当局は相変わらずダムは安全だと言う一方で、ダム自体が三峡周辺の住民の生命と財産に危険を与えていることには一言も触れていません。

 王維絡氏「三峡地域の地質は非常に切れ切れで、しかも、三峡地域の建物には地震に対する防災対策が採られていませんので、マグニチュ−ド6の地震が起きるとたくさんの家が倒れてしまい、たくさんの人が亡くなります」。

 新唐人記者・林慧心、伊屏采により報道 [URL]: http://www.ntdtv.jp/xtr/2006/11/html/n80919.html

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湖北省随州では度々地震が発生 三峡ダムの貯水が誘発か

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06/11/03 09:57【新唐人日本】

 10月28日午後湖北省随州では再び地震が発生し、震度はマグニチュード4.2でした。これは同じ場所で2日間の内に2回目の地震でした。ある報道によると、地震は三峡ダムの貯水量がある程度の高さに達すると、近くの地質断層が活発になるのを誘発する可能性があります。

 地震の発生時間は現地時間28日午後1時、震源地は随州市の三里崗付近でした。

 27日18時52分、随州市の三里崗の近くでは既にマグニチュード4.7の地震が発生していました。随州市の概算の統計では、地震によって三里崗、洪山、柳林など3つの町で7700余りの人が被害に逢い、住宅を壊されたのが1200軒以上になり、3200人が緊急避難する事となりました。

 随州は三峡ダムの貯水区に位置し、ある報道によると、三峡ダムの貯水量が一定の高さに達すると、近くの地質断層が活発になるのを誘発するそうです。

 三峡ダムを建造する前に、すでに、現地は地震が活発だと指摘した人がいました。ダムの安全性を心配せずにはいられません。同時にダムに貯水すると、現地の地質構造を変えるのではないかと心配し、もっと多くの地震が誘発するのを心配しています。

[URL]: http://www.ntdtv.jp/xtr/2006/11/html/n44558.html

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中国陝西省:ダムの無闇な放水で、13人が死亡

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06/10/13 10:14【新唐人日本】

 9月8日、本局記者が中国陝西省華県大明郡高楼村の住民に取材しました。現地で6日午前9時30分に起きた大規模な山崩れについて、住民はダムの長期にわたる放水と管理人がいないため山自体が崩れたと話しました。すでに13人が死亡し、7人が生き埋めになり、94棟の家屋が崩壊していることが判明しています。現在緊急措置をとり、現場では掘り起し作業をしています。

 大明郡高楼村の住民達は記者に次のように話しました。事故は昼間発生し、ちょうど秋の収穫時期で、人々はみな田んぼで働いていました。もし夜にでも起きていれば、もっと凄まじい事故になっていたに相違なく、家屋内で生き埋めになった人はすべて老人と子供で、当日家屋内で生存していたのは、15歳の屈磊君唯一人でした。

 記者:何人位の人が死亡したのか分かりますか?

 地元住民: 13人、それから7人は救出できませんでした。

 記者:家屋はどの位倒れましたか?

 地元住民: 90軒あまりです。

 今回の高楼村の突然の大規模な山崩れで、広範囲に土石流が発生したのは、ダムの放水と管理人がいないことが原因であると、地元住民は大変憤慨しています。

 地元住民:これは全部人為的なことです。ダムの放水は、2カ月も続いており、彼らは水がしみ出ていても構わないのです。

 調査に基づいて、大量の土砂をきちんと処理する必要があり、さらに大型機械の作業が不便な場所でもあり、捜索して救出する作業は非常に困難となっています。

 新唐人記者:陸芳、文雪 取材報道 [URL]: http://www.ntdtv.jp/xtr/2006/10/html/n20096.html

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 この新唐人日本というWEBサイトは今回初めて訪問した訳ですが、名前は聞いた事がありました。特に意味も無く大紀元日本の記事を物色していて、面白そうな見出しを見つけたので行ってみたら、この記事に行き当たったと言うことに成ります。

 三峡ダムの計画段階から、当時まだ若かった僕も興味を持っていました。当時、日本の専門家筋に酷評されていると思われかねない記事を読んでいた事が、今回このページを作るきっかけに成っています。それは記事を読んで直ぐに新唐人日本に書き送った文章に書いて置きましたが、当時の記憶を辿れば、立地場所・設計・コンクリートなどの材質・施工する人材の技能レベルなどが指摘されていました。

 その中でも、「※当時の現状の中国のあらゆる技術力を結集しても、完成後数年の内に崩壊するのでは無いか?」という推測と共に、崩壊すれば下流域に住む数千万人に被害が及び特定の地域のうちの限定された地域では「壊滅状態」に陥り、町や市が一瞬のうちに水没し逃げ遅れる者たちが全て被害者(死者)になるだろう、というものでした。

 その記憶が呼び起こされ、これら記事を読むと、「三峡ダム自体が巨大すぎるが故に地震を引き起こしている」のではないか?と推測している人達がいるという、気がします。日本で見られるような規模なら問題ないのでしょうが、三峡ダムの湖面に起きた小波が何らかの影響で大波に変わり、その大波がさらに巨大化して「津波」クラスの波動を起こし、そして地震と勘違いするような「大地の揺れ」を引き起こしている、のかもしれません。

 それは憶測にしか過ぎませんが、中共は「大丈夫、その程度の地震なら・・」と胸を張っているようです。しかしそれで大丈夫でしょうか?何も調べない・研究しない・測量もしない・航空写真も取らない・衛星画像の分析もしていない、であったとすれば、それは手抜きであり人民を安心させるどころか、地域住民や下流域住民全てが被害者に成りかねないことを考えれば「無責任極まりない中国共産党」と、成らないでしょうか?

 日本に住む僕が心配してどうにか成るものではありませんし、共産党の事など気にも成りませんが、真面目に平凡に生きている人民が政策の不備で数千万人も被害に遭う可能性を考えれば、同情だけでは済ませられない気がします。

 僕としては、こうやって記事内容を広めるお手伝いをしたいと思っています。

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